賃貸人の属性には何がある?

不動産の賃貸人は、個人と法人に大別されます。

個人には、単独での賃貸人と、複数の共有者による賃貸人があります。いわゆる大家さんです。
共有の場合には、代表者となる賃貸人が指定されているケースが一般的です。

法人では、実質個人の場合もあれば、会社の資産として保有している企業の他、ファンド物件、リート物件、信託物件といった投資目的の賃貸人である場合があります。
実質個人経営法人の場合には上記個人と同義と考えられ、この場合は法人代表者が賃貸人窓口です。

一方、企業の場合には資産管理をしている部署が賃貸人窓口となります。一般には総務部や管理部です。
投資物件の場合、複数の投資家に資産運用実績を報告している会社が存在します。
アセットマネジメント会社と呼ばれ、その会社の担当者が賃貸人窓口となります。
その他全般的なこととして、仲介会社や管理会社が存在する場合も有り、管理会社にも施設管理と契約管理(プロパティマネジメント)している会社に区分されます。

このように、賃貸人の属性によって窓口担当者は様々ですので、契約の際や賃料減額交渉の際は確認が必要です。

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