不動産鑑定士としての働き方は?独立するには?不動産鑑定士に聞いてみた

というわけで今日もたっぷり語ってもらうわよ。
僕楽しみにしてたんだよねー!
ちょっと煽りが過剰じゃないですかね・・・
ビビってんじゃないわよ!こういうのはやりすぎくらいがちょうどいいのよ!
じゃあ私が代わりにサカタの経歴を発表してあげるわ!
へ?
ニューヨークに本社を置き国際的な経営コンサルティングとプライベートエクイティ投資を業務内容とするブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドを設立し社長に就任。ヨーロッパやアジアの国や地方自治体のためのアドバイザリー業務に・・・
それはショーンKの(偽の)経歴ですよ!
じゃあ今度は僕が!
UEFAチャンピオンズリーグで7度得点王を獲得し、バロンドールを5度受賞するなど数々の栄誉を手にした。またレアル・マドリードの通算最多得・・・
それはクリスティアーノ・ロナウド!
坂田鑑定士のこれまでの経歴を聞いてみよう
まったく・・・とんでもない人たちですね・・・
実際の経歴はこんな感じです。
え、なんか転職多くない?
確かに
ぐう・・・
確かにとりとめのない経歴に見えるのでしょうけど、私は最初から独立ありきで不動産鑑定士という仕事を選びましたから、様々な職種を経験しながら独立のための下地固めをしていった感じです。
へー
ずっと鑑定士を続けて独立するのではダメなの?
私が最初に就職したのは小さな不動産鑑定事務所だったんですが、経験不足から鑑定士の仕事を書類を作るだけの仕事としか感じることができず、それで不動産の現場での知識や経験の必要性を感じて転職したんです。
もちろん私みたいに遠回りすることなく、鑑定士としての仕事を続けて独立する方もおられますが、私の場合は必要なプロセスだったと思います。
なるほどー
売り手側、買い手側双方の立場を経験したり資金調達やコンサルなど不動産取引に関係するさまざまな業務に関わることで、視座を高くもつことができるようになったのが現在の鑑定業務にも活きていると感じます。
(この人、謙虚で勤勉なのよね)
そして独立へ
それで独立を具体的に意識し始めるのはどの辺りからなの?
④の不動産鑑定事務所で働いていた頃からですかね
やはり一度鑑定業務に戻ることでこれまでの経験から得たものを確認することができましたし、モチベーションも上がりました。
その後勤務した⑤の不動産コンサル会社でも社内鑑定士という立場で大企業のコンサルに関わらせてもらったり、社内風土的にベンチャー企業というのもあって独立への追い風がだんだん強くなっていった感じですね。
なるほどねー
「独立ありきで不動産鑑定士を選んだ」って言ってたけど他の道は考えなかったの?
考えなかったですね。鑑定士の資格だけ持って大手不動産会社とかデベロッパーで働いたり、社内鑑定士として鑑定業務に従事するなど、不動産鑑定士の資格を持つ人でも色々なキャリアがありますけど、私の場合は特に野心もなく一人で安定的に仕事を続けることを第一に考えてこの仕事を選びましたから。
つまんない男ね・・・
そうです。つまんない男なんですよ。
でも、地味な作業をコツコツ積み上げることが鑑定士としては重要なスキルですしそうでないと長く続けられませんからね。
独立してからはどうだったの?
不安とかなかった?
不安だらけでしたよ・・・
でも、ありがたいことに前職やこれまで関わってきた方々のご縁で最初からある程度お仕事のある状態でスタートを切ることができました。
そういう意味でもいろんな職場を経験しておいてよかったなと思いますね。
すごいじゃない、順風満帆だったのね。
いやいや・・・
先のこととか考えると今も不安だらけですが、おかげさまでなんとか続けられています。
まとめ
では最後にこれから不動産鑑定士を目指す若い人にメッセージをお願いします。
うーん。
正直、狭い業界なんで「ライバルが増えたら嫌だな」って思います。
このチキン野郎!
そうだよ坂田先生、こういう時は嘘でもいいから綺麗事言ってうまくまとめるもんでしょ!
そうですね・・・これは特に独立を目指す人に伝えたいことですが、やはりどうしても不動産鑑定士の仕事を「書類を作るだけの仕事」と捉えてしまうと仕事がつまらなくなると思います。
法的なバックグラウンドや地価などの基準があってこその仕事なので誰がやっても大きな差が出る仕事ではないですが、売り手がいて買い手がいてそれぞれの事情や目的があるからこそ不動産鑑定のニーズがあるわけですから目の前の情報だけに囚われず広く大きい視野で自分の仕事の意義を問いながら仕事に臨んで欲しいと思いますね。
なんだ、やればできるじゃない!
そうだ!お金の話を聞くのを忘れてた!
坂田せんせーい!年収はー?
43億
43おく?
クリスティアーノ・ロナウドの年俸です。(レートは2022年9月14日時点のもの)
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