賃料交渉をしにくいタイミング

ほんの少し前まで、賃料は賃貸借契約において絶対に触れてはならない「聖域」のようなものでした。
しかし時代や経済情勢の変化に伴い、現在では多くの企業や店が賃料削減のための交渉を行っています。
そのため会社の経費削減等にお悩みの方の中には自社でも賃料減額交渉をしてみようかと思っている方も多いかと思います。

賃料削減は会社の経費削減において非常に有効な手段なのですが、実は賃料の交渉をするにあたっては、交渉しやすい時期と交渉しにくい時期とがあります。
では、賃料交渉がしにくい時期とはいったいどのようなタイミングなのでしょうか?

賃料交渉をしにくいタイミングとしては、契約更新直後が挙げられます。
一般に賃貸借契約においては、「○年契約」というように一定の契約期間が定められており、この契約期間ごとに契約更新の手続きをしなければなりません。
そして契約更新時には、賃料を含めて様々契約事項を書面に記載します。
つまり契約更新とは大家側にとって、「今期もこの賃料で借りてもらうことができる」ということを確認するための機会でもあるのです。

それにもかかわらず契約更新直後に賃料の交渉を切り出してしまうと、当然大家としては「それならばどうして更新のタイミングで言わなかったのか」ということになってしまうというわけです。

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