現在の賃貸借市場は借主が有利!?

一昔前までは「賃料」というと、一度決めてしまえば上がることはあっても絶対に下がることはない、ましてや賃料減額交渉なんてする余地もない、絶対不可侵の聖域のように認識されていました。
実際、いくらでも借り手がいたようなバブル期には、契約更新のたびに家賃が値上げされていた、なんてことも現実にあったようです。

しかし時代は変わり、ビルオーナーの認識にもかなりの変化が生じてきました。絶対に侵してはならない聖域であったはずの賃料の減額交渉に対する抵抗感が、徐々に少なくなってきたのです。

景気の悪化に伴い、ビルのテナントは空室化がどんどん進み、遂にはその管理を維持することができないビルも出てくるようになりました。繁華街の一等地でかつては入居戦争が繰り広げられたようなビルも、いつの間にか解体されてコインパーキングになっていた、なんてことも珍しくありません。

つまり、時代の変化とともに賃貸借市場は、貸手市場から借手市場へと変化していったというわけです。そもそも法的には、契約更新のタイミングだけではなく契約期間中であっても賃料減額交渉を開始することができますし、その成功率もかなり上がってきています。

賃料削減は経費節減において非常に重要なファクターですので、ぜひ一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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