賃料減額交渉はできるだけ早く始めよう

賃料減額交渉の成否に大きく影響するファクターに、「景気の回復」があります。景気が回復してくると、徐々に地価が上がってくるとともに賃貸物件に対する需要が多くなってきます。そうすると、貸主としては賃料減額交渉に応じなくとも希望金額で物件を借りてくれる契約者を見つけられるようになりますので、交渉自体に応じてもらえなくなる場合もあるのです。
つまり、景気の回復は賃料減額交渉の妨げとなってしまうというわけですね。

ここで我が国の現在の景気に目を向けてみますと、首都近郊を中心に徐々に景気が回復している傾向にあります。テレビや新聞等の報道ですでにご存知の方も多いかと思いますが、東京を中心に地価が上昇していますし、オフィスビルやマンションの空室率も徐々に低下してきています。
そしてよほどのことがない限り、この傾向は今後も継続していくことが予想されます。

ということは、賃料の減額交渉は今後、時間が経てば経つほど困難になっていく可能性があるということになります。契約更新前など賃料減額交渉しやすい時期等を勘案すれば、今後賃料削減のチャンスがどんどん少なくなっていくといえるでしょう。
賃料改定の機会を損失してしまわないためにも、できるだけ早く行動を起こすことが重要であるというわけですね。

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